KAGUAより限定醸造ビール「Blanc Cuvée Dry hopping」「Rouge Special Edition 2019」を10月下旬より同時発売

Far Yeast Brewing株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:山田司朗)は、和の馨るエールビールブランド「馨和 KAGUA」より、限定醸造ビール「Blanc Cuvée Dry hopping(ブラン・キュヴェ・ドライホッピング)」と「Rouge Special Edition 2019(ルージュ・スペシャル・エディション2019)」2種を10月下旬より、同時発売いたします。

「馨和 KAGUA」とは、「和が馨る」をコンセプトに世界的にも珍しい山椒と柚子という「和」の素材を原材料に使用しており、しっかりとしたボディと瓶内二次発酵によるやわらかな炭酸が特長のクラフトビールブランドです。新鮮で独創性に満ちた上質なビールとして、発売以来、多くのビールファンの方々から高い評価を得ています。

 この度発売するのは、「馨和 KAGUA Blanc」をベースに3種のホップを組み合わせた特別なセゾン「Blanc Cuvée Dry hopping」と、「馨和 KAGUA Rouge」をさらに熟成させ特別醸造した「Rouge Special Edition 2019」の限定醸造ビールです。

Blanc Cuvée Dry hoppingについて

 「馨和 KAGUA Blanc」をベースに、2種類以上の異なる酵母で発酵させるMixed Culture(ミックスド・カルチャー)という手法を採用し、セゾンを含むベルギー系の酵母2種類を使うことによって、単一酵母よりも複雑なアロマを実現。パッションフルーツを思わせる香りや柑橘・ベリー・ハーブなどの様々なアロマが複雑に絡み合う“モザイク”、フルーティかつ大地や松のような素朴なアロマをもつ“シムコ―”、グレープフルーツのような柑橘系や松・スパイスのアロマをもつ“チヌーク”の3種類のホップを組み合わせた特別なセゾンです。ドライホップによるホップアロマが際立つように通常のBlancよりもドライに仕上げました。飲んだ瞬間、口いっぱいに広がる芳醇な香りがお楽しみいただけます。

Rouge Special Edition 2019について

2013年、2017年のRouge、2018年のBlancに続き第4弾の限定醸造商品となります。今回は濃色麦芽の比率を増やしたことで、過去のSpecial Editionより深みのある色合いとモルトフレーバーがより前面に感じられます。「馨和 KAGUA」のオリジナリティは残しつつ、ビアスタイルとしては本格的なベルジャンスタイルのクアドルペルに仕上がっています。通常の「馨和 KAGUA Rouge」をさらに熟成させ円熟味が増した味わいはもちろん、山椒やモルトの香りに加えオークパウダーを使用することで、樽香や薫香など様々な香りをお楽しみいただけます。また、特有のハイアルコールなフルボディはお肉料理とぴったりです。

 今後も当社では、より多くのお客様に楽しんで頂けるように、様々なアイデアを商品化することで新たな価値を創造し世界へ発信してまいります。

※クアドルペル(Quadrupel) 

発酵前に含まれる麦汁の糖の比重がシングルの初期比重の約4倍となり、アルコール度数が9.1~14.2%と高くフルボディのビール。

【商品概要】

商品名:Blanc Cuvée Dry hopping

販売開始日:10月下旬

価格:オープン価格

原材料: 大麦麦芽、小麦麦芽、ホップ、糖類、ゆず、山椒

アルコール度: 10.0%

スタイル:セゾン(ドライホップド・ウィートセゾン)

品目:ビール 

生産地:ベルギー 

仕様:330ml瓶

 

 

商品名:Rouge Special Edition 2019

販売開始日:10月下旬

価格:オープン価格

原材料: 大麦麦芽、ホップ、ゆず、山椒、オークエキス

アルコール度: 10.0%

スタイル: ベルジャンスタイルクアドルペル

品目:ビール 

生産地:ベルギー 

仕様:330ml瓶

11月1日『うまい日本酒をつくる人たち~酒屋万流』文庫版が発売

Far Yeast Brewingも紹介して頂いた、作家 増田晶氏の日本酒に関するエッセイ『うまい日本酒をつくる人たち~酒屋万流』(草思社刊)文庫版が好評を受け、11月1日(金)より刊行されます。

これまでの日本酒に関するエッセイ本とは一味もふた味も違う、どのメディアにも書かれてこなかった日本酒の神髄。つくる人たちの深い哲学と力強い信念、日本文化を敬慕し伝統に根ざしつつ、「うまい」のためには最新技術も惜しみなく投入する確固たる姿勢等が見事に描きだされています。

本書では、当社代表の山田もクラフトビールのつくり手として登場しています。山田が語るビールづくりにかける情熱や想い、著者 増田氏が山田と共に醸造所のある山梨県 小菅村で過ごした様子などが紹介されています。

ぜひ、秋の夜長に、本の中に出てくる銘酒を飲みながら読んでみてください。

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【文庫】増補版 うまい日本酒をつくる人たち~ 酒屋万流

増田晶文 著

 

多種多様の日本酒のうまさを求めて全国各地の酒蔵を訪問。銘酒に懸けるつくり手の想いと技に触れて、極上の一献に舌鼓を打つ。書き下ろし新章、各銘酒の写真を追加。

 

ISBN 978-4-7942-2418-7

定価 990円(本体900円)

判型 文庫判

頁数 328頁

初版刊行日 2019年10月08日

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増田晶文(ますだ・まさふみ)

作家。1960年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。人間の「果てなき渇望」を通底テーマに、さまざまなモチーフの作品を発表している。文芸作品に、文化文政の浮世絵師渓斎英泉の生き様を描いた『絵師の魂 渓斎英泉』、歌麿・写楽を産んだ出版人蔦重の『稀代の本屋 蔦屋重三郎』(いずれも草思社)、新島襄と徳富蘇峰を描く『ジョーの夢』(講談社)、理想の小学校設立に奔走する若者たちが主人公の『エデュケーション』(新潮社)など。近刊に『うまい日本酒をつくる人たち』(草思社)。デビュー作『果てなき渇望』で文藝春秋ナンバー・スポーツノンフィクション新人賞および文春ベスト・スポーツノンフィクション第1位を獲得、『フィリピデスの懊悩』(『速すぎたランナー』に改題)で小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞している。

 

「Kriek in the Barrel」 がAsia Beer Championship Wood/Barrel Aged Beer部門で銅賞受賞

Far Yeast Brewingが手掛けた限定醸造発泡酒「Kriek in the Barrel(クリーク・イン・ザ・バレル)」が、この度、Asia Beer ChampionshipのWood/Barrel Aged Beer部門にて銅賞(Bronze)を受賞しました。

代表取締役山田(写真左)と事業推進部門リーダーのリチャード(写真右)

2018年7月、当社がアメリカ・ポートランドの人気ブルワリー「Culmination Brewing」オーナー 兼 醸造長のTomas Sluiter氏と共に醸造を行い、ケトルサワーリング手法で酸味の強いチェリー果汁を加えて、発酵させたフルーツサワー「Kriek in the flesh」。その一部を赤ワイン樽にて熟成させ、チェリー果汁と野生酵母を添加し、今回リリースするのが「Kriek in the barrel」です。鮮やかなルビー色で、果実味あふれる香りと、ほのかな甘みとアメリカンチェリー独特の酸味を感じますが、後味はドライに仕上がりました。野生酵母による、果実感の後押しと重層的に絡み合う酸味が感じられます。

 

Asia Beer Championshipについて

Asia Beer Championshipは、ヨルダンから日本までアジア各国のビール醸造カンパニーが参加する国際的なビールのコンペティションです。20のカテゴリーに分けられ、それぞれ金賞(Gold)、銀賞(Silver)、銅賞(Bronze)が決定します。2019年8月23日、24日にシンガポールにてテイスティングが開催され、9月26日にタイ・SEA BREW(クラフトビールのカンファレンス)にて受賞が発表されました。

Asia Beer Championshipについてはこちら

【商品概要】

商品名:Kriek in the Barrel
販売開始日:10月中旬予定
価格:オープン価格
原材料:大麦麦芽・チェリー果汁・ホップ・糖類
アルコール度: 5.1%
IBU:20
スタイル:Fruited Wood- and Barrel-aged Sour Beer
品目:発泡酒(麦芽使用比率80%以上)
醸造所:Far Yeast Brewing源流醸造所(山梨県小菅村)
仕様:15L樽及び330mlボトル

Kriek in the Barrel の商品イメージ。鮮やかなルビー色が特徴です

「Kriek in the flesh」についてはこちら
「Culmination Brewing」についてはこちら

Fresh Hopを使った限定バレルエイジビール 「Fresh Hop Wild Saison」を発売

「Fresh Hop Fest 2019」(以下、FHF)にて、「Fresh Hop Wild Saison(フレッシュホップワイルドセゾン)」を樽限定で発売します。こちらのセゾンは、昨年のフレッシュホップセゾンの原酒を白ワイン樽にて1年熟成させ、ドライホップとしてカスケードのフレッシュホップを使用しています。

FHFとは、日本産ホップ推進委員会により運営される、その年に収穫したフレッシュな国産ホップで造ったビールを楽しむお祭りです。当社としては、ビールの楽しみを広げていきたいという思いから昨年に引き続き2回目の参加となります。

今回使用するのは、山梨県北杜市のホップ農家である小林吉倫さんのフレッシュホップ。使用した品種は、グレープフルーツのような柑橘系の香りや花のようなフローラルな香りが特徴のカスケードです。

Fresh Hop Wild Saisonは、昨年醸造したフレッシュホップセゾンの原酒を白ワイン樽にて1年熟成させ、フレッシュホップをドライホッピングしました。トロピカル&シトラスな香り、野生酵母由来のファンキーさやフレッシュホップのグリーンな爽やかさに加え、ドライなフィニッシュが楽しめます。

同商品は樽のみで展開予定で、9月下旬より全国で販売開始予定です。また、10月12日(土)〜13日(日)に銀座にある「BEER TO GO by SPRING VALLEY BREWERY」で開催される「GINZA de FRESH HOP FEST」でもお楽しみいただけます。当社では今後も限定醸造品などの新アイテムを取り入れ、日常の様々なシーンでたくさんの皆様に喜んでいただける商品の提供を目指します。

【商品概要】
商品名:Fresh Hop Wild Saison
販売開始日:9月19日(木)
価格:オープン価格
原材料:大麦麦芽・小麦麦芽・果汁(りんご、桃)・小麦・ホップ・糖類
アルコール度:6.3%
IBU:20
スタイル:Saison
品目:発泡酒(麦芽使用率70%以上)
醸造所:Far Yeast Brewing源流醸造所(山梨県小菅村)
仕様:15L樽

★イベント情報

2019年に収穫された国産ホップを使用したビールを集めたイベントが2日間限定で開催されます。30社程度からビールが揃う予定で、Far Yeast Brewingも「Far Yeast Fresh Hop Saison」で参加します。

【GINZA de FRESH HOP FEST】
日時 :10月12日(土)〜13日(日)11:00〜20:00 L.O (最終日のみ18:00 L.O.)
場所 :Ginza Sony Park B4(BEER TO GO)
住所 :東京都中央区銀座5-3-1

イベントの詳細は「GINZA de FRESH HOP FEST 公式ページ」からご確認ください。

夢の共演! クワトロコラボビールの「Hop Scrum IPA」を発売

Far Yeast Brewing(以下、「当社」)と2SP、Burley Oak、Watering Holeがクワトロコラボした「Hop Scrum IPA」を発売します。同じ商品名、同じホップで、異なるスタイルのIPAを造る構想の本コラボレーションですが、当社ではセッションIPAスタイルで造りました。

今回のコラボは、2SPやBurley Oakの輸入会社であるファイブ・グッド株式会社の中村淳之介社長と2SPのDirectorであるMike Contreras氏が同じラグビーチームに所属していたことから始まりました。当社代表の山田、Burley Oakのオーナーも同じくラガーマンであったことから、「ラグビーをテーマにしたビールを一緒に造り、一緒に観戦したいね」と話がまとまり、コラボに至りました。

ホップにはネルソンソーヴィン、モザイク、ファルコナーズフライトというの3種類のホップを使用し、香りに厚みを出しています。ネルソンソーヴィンの特徴である白葡萄のような香りと共にごくごく飲めるスタイルですので、ラグビー観戦にぴったりです。是非、お試しください。

 

【商品概要】

商品名:Hop Scrum IPA
販売開始日:9月18日(水)
価格:オープン価格
原材料:大麦麦芽・ホップ・糖類
アルコール度:5.0%
IBU:45
スタイル:Session IPA
品目:ビール
醸造所:Far Yeast Brewing源流醸造所(山梨県小菅村)
仕様:15L樽及び330mlボトル

 

【ご参考】

2SP についてはこちら
Burley Oakについてはこちら
Watering Holeについてはこちら